こんにちは、ライターのなかしまです。高山市に移住して5年が経ちました。僕は、23歳の時に高山市に移住し、今年5年目を迎えました。
移住当時は同世代とコミュニケーションを図る機会が少なく、どこに行けば同世代がいるかもわからず、寂しく思っていました
しかし、今では同世代の友人が増え、若手が中心となって活動しているコミュニティにも参加しており、飛騨ライフが充実しています。
そこで、今回の記事では、僕が同世代の友人を見つけたきっかけでもある「SOSHA!(そしゃ!)」という団体について紹介したいと思います。
今回紹介するのは、「SOSHA!」というコミュニティ団体です。
「SOSHA!」は、彼らが作るフリーペーパーのタイトルでもあります。
飛騨地域在住の平成生まれの人が、それぞれの趣味やハマっていること、疑問に思うこと、おすすめしたいこと等、自由に表現したいことを集めて記事にした雑誌です。
僕自身もメンバーとして第1号から第4号まで作成に携わりました。
ここからは僕が「SOSHA!」製作に携わったきっかけと感じたことを書きます。
地元出身ではない僕は、移住してきた当初、こんなことを思っていました。
「いったいどこに行ったら同世代と出会えるのか?」と。当時、まちスポさんが企画していた移住者の会や他の市民団体の勉強会に参加しても年上の方々が多く、なかなか同世代に遭遇しませんでした。
そんな生活が2年程続き、少しずつ同世代の知り合いが増えてきたなかでコロナ禍が到来しました。
今まで当たり前に会っていた人と会いづらくなっていき、せっかくのつながりがなくなってしまうなぁと感じていたなか、友人から、「同世代でフリーペーパーを作るから一緒にやってみないか」と誘いを受けました。それが「SOSHA!」でした。僕はこのときから第4号目まで製作に携わりました。
現在は「SOSHA!」の活動に参加していませんが、そこで仲良くなったメンバーとごはんを食べたり、相談に乗ってもらったり、お祭りや地域のイベントに参加したり、気楽で居心地がよいです。
この居心地の良さを生み出しているのが、雑誌のコンセプトでもある「とにかく自由なこと」であると思っています。自分のやりたいことを記事にするため、良い意味で雑誌に統一感がありません(笑)でも、それがいいのです。
ディープな喫茶店を紹介したり、気になるあの人に取材と称して話を聞いてみたり、やってみたいアクティビティを体験してレポートを書いてみたり、伸び伸びとできる雰囲気が僕は好きでした。
現在6号目となる「SOSHA!」を製作中とのこと。記事の進捗具合の確認会議に参加し、メンバーのうち5人の声を聴いてきました!
沖村さん(愛知県出身/編集長/創立メンバー)
「毎回新しい子が参加してくれていて嬉しい。何かしら表現することが好きな人がフリーペーパーに興味を持って参加してくれているのかもしれない。参加メンバーは平成の一桁台生まれが大半だから、年齢的にも仕事が忙しくなる時期。こうして関わる時間が中々とれないこともあるけど、ゆるく関わり続けていくことが大事。フリーペーパーは1つの手段で、冊子でなくて別の形であってもゆるいコミュニティを継続していくことを目的にしたい」
堀内さん(神奈川県出身/活動2年目
「職場だと同世代の人と関わることが少ないから、職場以外のコミュニティをつくりたいので参加しました」
矢口さん(岐阜県北方町出身/活動3年目)
「僕も、同じ意見になるのですが、同世代の人との接点を作りたくて参加しました」
三浦さん(愛知県出身/活動2年目)
「移住してきた当初に同じ会社の先輩がフリーペーパーの製作に関わっていて、いろんな人とつながりを持つことができそうだし、面白そうだと感じたから参加しました。」
森さん (岐阜県岐阜市出身/活動3年目)
「SOSHA!の活動が皆に会うための口実になっています。取材や進捗報告をした後活動の後、飲みに行くことができるので活動が楽しいです。」
僕は既に「SOSHA!」の活動を離れていますが、沖村さんの話にあるように今もメンバーとゆるく関わり続けています。今回の取材も、メンバーとの関わりが続いていたからこそできたことだと思っています。
去る者は追わず来る者は拒まずの気楽さがこのコミュニティにはあって、居心地が良く感じる理由の1つだと思いました。今後、どのように進化していくのか。引き続き活動に注目しつつ、僕自身も楽しく関わっていきたいと思います。
SOSHA!の情報はインスタグラムから見ることができます。
ぜひチェックしてください!