高山市在住のライター、恵子です! 3児の母です。
私達家族は、田舎暮らしがしたくて名古屋から高山市へ移住してきました。
田舎暮らしをしたら「旬のものを食べて、季節を感じる」そんな生活がしたいと思っていました。
そこで、今回の記事は、
飛騨での楽しい春の暮らし「山菜」についてお伝えします!
本題に入る前に、場所の紹介です。
岐阜県の北部に位置し、古い町並みなどの観光スポットがあります。観光スポットは高山市の中心街にあり、観光地以外はのどかな田園風景が広がっています。
雪が降る地域なので、春の訪れは遅く、4月でも雪が降る年もあります。長い冬が終わり、植物が芽吹き、その恵みをいただくのが毎年の楽しみです。
山菜取りは、子供も一緒に楽しめます。
お散歩しながら「これは雪の下だよ。」「これはヨモギ。こっちはフキノトウだよ。」とおしゃべりしながら、子供と一緒に摘み取ります。
こんな風に子供と過ごせる時間が楽しい。
そうそう、田舎暮らしでこういうのを実現したかったとしみじみ。
自分で取ったものを、ごはんにして食べるという事が子供にとって、いい食育にもなっていると思います。
そうそう、高山に来て初めての年は、散歩しているだけで、山菜があちこちにあることに、びっくり!名古屋のスーパーで売られているものしか見たことがなかったので、「山菜が道端にあちこちにある!」と親の方が夢中で山菜とりをしていました。
産直市場、道の駅、朝市、地元スーパーに立ち寄れば、飛騨産の山菜に出会えます。
山菜の王様と呼ばれる「タラの芽」、飛騨ではコシアブラと呼ぶ「コンテツ」、クルクルっとした姿がかわいい、「こごみ」など。毎年、限られた時期にしか出回らないレアものです。
住んでいるからこそ、時期とタイミングを見計らって、買いに行ける。田舎暮らしをしていて、良かったな―と感じる瞬間です。
山菜は、天ぷらにしておけば、だいたい、何でも美味しい!(笑)
でも、天ぷら以外にも美味しい食べ方があります!
地元の方に教えてもらった、おすすめの山菜レシピをご紹介します。
コンテツ、油揚げを食べやすい大きさに切ります。それを、ごま油で炒めます。油で炒める事でアクが抜けます。味付けは、麺つゆを掛けまわします。白ごまを加え、白米に混ぜ込んで完成!
ヨモギをさっと塩ゆでします。(アクが気になる方は、重曹を入れて茹でます。)
ざるに揚げ、水で冷まします。手でギュッと水を絞ります。あとは、細かく切って、白米、塩と一緒に混ぜるだけ。ヨモギの香りが広がります!草餅みたいな感じです。
こごみを洗い、汚れを落とします。次にさっと、塩ゆでにします。あとは、胡麻ドレッシングをかけて混ぜるだけ!マヨネーズも相性がいいです。こごみはシャキシャキっとしたレタスみたいな食感じです。
「食」と「住」が近い田舎ならでは。
私にはこれがとっても贅沢。こういう暮らしができて移住してきて良かったなと思います。
山菜は、おすそ分けでいただいたりすることも。
おすそ分けで頂いたときに、おすすめの食べ方を聞いて地元の方と交流するのも、楽しみの一つです。
山菜取りは、私有地に入ったりするのはマナー違反ですので、気を付けて下さいね。
美味しそう!春夏秋冬、季節ごとの山菜を使った比留木さんのおすすめ山菜レシピも気になりました(*^^*)