こんにちは、ライターのなかしまです。
コロナ禍が続きなかなか遠出ができていません。近場で遊ぶことをしたいなと考えていた際、白川村でSUP(サップ)ができるということを知りました。SUPとは海や川、湖でサーフボードの上に立ってパドルを漕いで楽しむアクティビティです。今回は白川村のSUP体験をお伝えします。
見てください!このエメラルドグリーンの湖を!!!!
控えめに言って最高の景色でした!!
(写真は加工していません!)
白川村は岐阜県の西北にあり、面積の95%が森林で自然が豊かな農山村です。白川村といえば世界遺産の「白川郷」が有名で、多くの観光客が訪れる場所ですが、豊かな「白山国立公園」「天生県立自然公園」などもあります。今回訪れた「白水湖」は、大白川ダムが建設されたことで形成されたダム湖です。いくつかの谷川が集まっている湖で硫黄成分を含んでいることから、エメラルドグリーンに染まるようです。
高山市からは1時間半程度で到着します。高速道路を利用し白川郷に向かい、国道156号線を平瀬方面へ進みます。そのまま20分くらいすると現れる県道451号線を進んだ終点にあります。
注意すべきなのは、この辺りは湖に至る道とそのダム全体がダム事業者の管理する場所のため、許可を受けていない方の立入・個人利用が禁止されています。そのため、今回はガイド付きのツアーに申し込みSUPを体験してきました。料金は6,500円で、ライフジャケット、サーフボード、パドル等はガイドの方に用意していただきました。他には着替えやタオル、日焼け対策の帽子を用意していくと良いと思います。
最初はサーフボードに乗り立ち上がるまでが一苦労です。しかしツアーは初心者の私に合わせたペースで進み、安心して参加できました。サーフボードへの乗り方やパドルの使い方、少し慣れてきたところでより速く漕ぐ方法などをガイドの方が丁寧に教えて下さりました。10分ほど漕いだ後、写真スポットで写真を撮影したり、白水湖の解説があったりとただ体を動かすだけでなく白水湖や白川村のことを学ぶことができる内容でした。
折り返し地点までは1時間ほどで到着して、そこからゆったりとスタート地点まで戻ります。ここでツアーは終了です。SUPが終わったら徒歩圏内にある大白川露天風呂で冷えた体を温めましょう!露天風呂からも白水湖を眺めることが出来ます。温泉を含めるとツアー時間は3時間程度で終了します。個人的には大満足のツアーでした!
しかし、白水湖を楽しむ上で注意しなければならないことがあります。
先ほどもお伝えしたように、白水湖は許可を受けている事業者と一緒でないと湖で遊ぶことが出来ない為ご注意ください。また、湖へ通じる白山公園線は悪天候の影響で封鎖されることがあったり、10月末頃から翌年6月上旬頃まで冬季閉鎖されたりするため遊びに行く前は交通情報も気にしておく必要があります。
白水湖でのSUPは6月中旬から9月までしか体験できませんが、10月中旬から冬季閉鎖までの間では、紅葉を楽しむこともできます!(天気が良いとこんな感じ!
これまで白川村は観光客が行く場所という先入観がありましたが、白水湖でのアクティビティを知ってから、地元の人間も楽しむことが出来る場所だということに気付きました。これでまた1つ飛騨地方の魅力を再発見することができました。飛騨地方は自然を楽しむ機会に恵まれている地域ですが、登山やキャンプなど必要な道具を揃えることがおっくうな私はこういった趣味に手を出すことができませんでしたが、今回のSUPは道具を買う必要はないため気軽に楽しむことが出来ました。また来年も行きたいと思います!
【SUP体験のお問い合わせはこちら】
↓