こんにちは、今年の飛騨は雪も少なく過ごしやすい日々が続いています。
突然ですが皆さん「オフ」はどのようにお過ごしでしょうか?
近年、世間ではワークライフバランスの重要性が話題になっています。
アフターファイブ、そして休日。充実した「オフLife」を過ごせれば、仕事にも張り合いが出てくるはず・・・!
今回は高山市の市街地に移住した私たち男性二人の「オフLife」お伝えしたいと思います。
岐阜県可児市出身
前職は大阪府の会計事務所勤務だった家具職人見習
移住2年目になりましたが飛騨の冬にはまだ慣れません。
岐阜県岐阜市出身
愛知県の大学を卒業後、高山市でサラリーマン。現在2年目です。
高山市は東京都以上の大きさを持つ広大な市です。
その市街地は飛騨地方のほぼ中央に位置しています。
市街地は飛騨地方の中でお店や公共施設が一番多い場所で、地方都市と変わらない生活を送ることができます。
ちなみに私たちの移住前の生活はこんな感じでした。
『日常のお買い物は全国チェーンのスーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店で、普段の衣料品はユニクロで選ぶ。休日はショッピングモールや街に気軽に出かけて映画やショッピング。あるいはフィットネスクラブやゴルフの練習にいく。』
そんな過ごし方。
今回は移住後に変わったこと、気づいた特徴的なことをピックアップしてお伝えしたいと思います。
市街地にはお店が数多くありますので、日常の買い物は移住前とあまり変化していません。しかし食料品の品ぞろえは他の地域とは異なります。特徴的なのは海産物の種類が豊富なこと!日本海に近いこともあり、石川県や富山県から新鮮な魚介類が多く運ばれてきます。また、飛騨地方では様々な種類の野菜や果物を生産していますので地元産の食材が数多く店頭に並んでいます。豆腐ステーキや漬物ステーキなど独特な食文化もあるので、違いを探してみるのも面白いですね。
大きく変化したのは映画を見に行きたいときや、ショッピングモールに行きたくなったときです。高山市の中心部から一番近い映画館、そしてショッピングモールは富山県富山市にある「ファボーレ」、その他に長野県松本市、岐阜県各務原市、岐阜県関市にショッピングモールがありますが、車でおおよそ2時間前後かかります。五大都市圏の名古屋市までは高速道路を使って2時間です。
ちょっとした旅行気分ですね。
どの様にとらえるかは人ごとに異なりますので、今回は最高にポジティブなとらえ方をしている二人の受け止め方をお伝えしたいと思います!
リョウ
ドライブ好きの私には丁度良い距離感に様々な選択肢があり、北陸、信越、東海のそれぞれの地方を楽しめるいい環境です!道も松本に抜ける時の一部を除いて走りやすいので、それほど大変なドライブではありません。
ナカシマ
映画を見に行くことや、ショッピングモールに買い物に行くことなどが特別な事と感じるようになり、毎回出かけるたびに「ワクワク」するようになった気がします。ついでにその土地の食べ物を楽しんだりして、移住前よりちょっと得した気分になりますね。
スイミングスクール・ゴルフ・フィットネスクラブ。そしてボルダリングジム等があります。
また、登山やスキーなどを楽しめる環境もすぐ近くです。
高山市のお隣、下呂市では沢登りやシャワークライミングを楽しむこともできます。
自転車でヒルクライムをする方に聖地と呼ばれている「乗鞍スカイライン」もあり、天気の良い週末には多くのサイクリストが乗鞍岳に挑んでいます。
リョウ
高山市にはテニススクールがありません。ただし、テニスサークルがあり、そちらでご指導していただけるそうです。飛騨地方にはインドアコートがないので悪天候の時は中止になってしまいます。何より冬は積雪してしまうと長期間中止になってしまいます。インドアコートが欲しい・・・。
日本の誇る観光地の一つ「飛騨高山」
日々多くの観光客が訪れる高山市の古い町並み、飛騨市の古川の町並み、白川郷や奥飛騨など多くの観光地が一時間圏内に数多くあります。
続々と新しい店舗がオープンし、毎週末の様にイベントが開催されているため、地元住民でも楽しめます。
今回ピックアップするのは高山市市街地の中心部、飲み屋街の一角にある「半弓道場」という弓道場です。半弓道場とは弓道の様な遊びです。
的までの距離が短いものの的中させるためにはそれなりの練習が必要です。
精神を統一して心を静めるひととき。的中した時の快感は最高です。高得点を記録するとスコアボードに名前が刻まれます!
スコアボードには中嶋さんの名前も。
飲み屋街の遊戯施設で、夜は常に混雑している人気のお店です。
通常、料金は10本で300円なのですが、休日の昼間は1,000円で打ち放題になるので、鍛錬する絶好のチャンス!
高山市の近辺には店主のこだわりを隅々まで感じることができるセンスのよい素敵なお店が数多くあります。
今回は最近オープンしたお店の一つをご紹介します。
高山市国府町「閃き堂」
古民家を改修したお店です。店内は古民家の雰囲気を残しつつ、リノベーションされたセンスの良い空間が広がっています。壁の一部は本棚になっていて、店主のセレクトした漫画が大量に置かれています。美味しいコーヒーを飲みながら読書を楽しめる素敵なカフェです。
そしてお店に入ったとき、あなたは今までにない衝撃的な光景を体験することになります。
詳しくはぜひ実際に行ってみて体験してみてください・・・。きっと帰るころには何か良いアイデアが閃いていることでしょう。
その他にも数多くのカフェがあり、私たちもまだ行ったことのないお店ばかりです。
自分のお気に入りの空間を見つけて、最高の時間を!
高山市の近隣には温泉が数多く存在します。
中でも平湯温泉や奥飛騨温泉。お隣下呂市の下呂温泉や濁河温泉など、日本の名湯に選ばれる温泉が一時間ほどの距離にあり、その他にも一時間以内の距離に地元の方に愛されている温泉が数多くあります。
それぞれ景色や泉質が異なるので、温泉好きの方にはたまらない環境です。
今回は高山市に住む私たち二人の生活を例にお伝えしてきました。
今回ご紹介したのはほんの一部で、高山にはこの記事には書ききれないほどの魅力あふれるオフの過ごし方が溢れています。オフの過ごし方に惹かれて移住される方も多いので、また機会があれば他の方の過ごし方もご紹介したいですね。
取材を進めるにつれて、気づいた事。それは高山市でのオフの過ごし方の基本は「欲張らない」ことが大事だという事。あれもこれもと欲張らずに一つの事、一つの場所でどれだけ楽しめるかを考えることが、心の余裕にも繋がり、結果としてリラックスした時間を過ごすことにつながるのでしょう!
あなたは高山でどんな過ごし方で楽しみますか?