薪ストーブでスローライフは送れない?!

〜それでも幸せな森暮らし〜

1.はじめまして

こんにちは、飛騨に暮らす20代、ともこです!

私は下呂市で生まれ、進学を機に一度飛騨を出て4年。
高山市に支店のある企業を選択し、就職。異動で地元に戻ってきました。
もちろん一度は憧れる都会暮らし。だけどやっぱりずっと暮らすには
自然の豊かな地元だと思い、戻ってきました。

森に踏み込み、深呼吸をした時の肺に入る空気の美味しさ、
木材や食材としての森からの恩恵も多い、飛騨の森スローライフ。
ちょっと歩けばそのにある、心を癒やす飛騨の森との暮らしを紹介します。

 

 

 

2.飛騨の森ライフ

このきれいなをみてください!
見上げただけで、心が晴れ晴れとしますね。

あなたはどんなライフスタイルを送りたいですか?

アルムの森で暮らすハイジのように、大自然の中で自給自足のような生活を送ることでしょうか。それとも、森で採れる山菜やジビエをいただく生活でしょうか?

わたしのように、薪ストーブのある家で、ゆっくり珈琲を飲みながらゆらゆら椅子に揺られて読書をする…そんなスローライフ送ってみたいなぁと思っている方も少なくないのでは?

そこで、薪ストーブでの生活がどのようなものか調べてみましたので、
飛騨の冬の情報とともにお届けいたします^^

 

 

 

3.飛騨の冬は寒い!


あー寒い!このくらいを想像しても良いと思います。
今年は暖冬でしたが、とーっても寒いです。

ちなみに飛騨市(河井町と神岡町)の最高最低平均気温はこちら。

 

冬の寒さは、本当に凍えるほどです。
備え付けのエアコンのみでは、耐えしのぎにくいのが飛騨の冬です。

暖をとる道具としては、石油ストーブ、ガスファンヒーター、電気ヒーター、薪ストーブ、ペレットストーブ、エアコン、こたつなど。メインで使う暖房器具に加えて、特に寒い日に使うもの、朝だけ使うもの、広い部屋で使うものなどなど…

暖のとり方は、生活スタイルや部屋の広さ、同居している人の人数や世代によって様々ですが、やっぱりあこがれは薪ストーブですよね(^^)

 

 

4.憧れの薪ストーブライフ

「冬といえば、薪ストーブライフ」な人もいるかと思いますが、実際はどのくらい費用がかかるのでしょうか・・?あこがれだけにとどまりたくない、あなたには大事なところですよね。

ざっくりとまとめると、必要になってくる経費はだいたいこんなところ。

●初期費用
・薪ストーブの本体価格 およそ30万円~
・煙突の本体価格    およそ40万円~
・施工費用       およそ20万円~

●ランニングコスト
薪は普通に購入し、メンテナンスを業者に依頼すると1年間で20万円程

もちろん、薪の準備やメンテンナンスは自身でもできるので、その分コストを抑えることもできそう。というか、それが薪ストーブライフの醍醐味!…だ、そうです。

森ライフには、必ず手間もあります。
毎年火にくべるひと冬分の薪が必要です。大量の薪を確保したり、重くてかさばるので運ぶ手間を惜しまずコツコツ作業したり、結構大変…。

そう、あこがれの薪ストーブライフは甘くはないのです。
でも、ストーブに係るすべての作業を、生活の一部として楽しむことができたら、素敵ですよね。その分コストも浮いて、家族とのステキな思い出も増えるはず。

薪割りすらも楽しみ、料理もストーブでしてこそ、本物!
薪焚人(まきたきびと)とも呼ばれるそう。

 

 

 

5.もうひとつの選択肢

・・・とはいえ、最近は薪ストーブライフと、手間暇のかからない方法を選ぶ人も!「ペレットストーブ」を選択する人もいます。

 

ペレットストーブは、ペレット(間伐材などを粉砕し圧縮した固形燃料)を使い、ラーニングコストをおさえ、メンテンナスも簡単という、「手軽さ」と「薪ストーブライフのあこがれ」を両方手に入れることができる特徴をもっています。

「あこがれはあるけど大変そう…!」という人におすすめです。

 

 

 

6.ここで他の暖房器具についてもちらっとご紹介!

私の思うそれぞれの暖房器具の特徴はこんな感じ!

…あなたがどんな家に住むか、誰と住むかによって、選択肢は異なってきますね。
安さを取るか、暖かさを取るか、あこがれを実現するか…。

薪ストーブ屋さんでは、薪ストーブの体験などもできるので、一度ショールームなどを訪問してみるのもおすすめです。

あとは停電したときのことを思うと、電源の有無も意外とポイントになるところ…!

ちなみに私は、エアコンとこたつで耐え忍んでいます笑

 

 

 

7.三つのおすすめ薪ストーブライフ

I )団らんの時間になる
「手間のかかる薪ストーブもそれが家族のコミュニケーションとなり、薪割りすら日常の1コマとして楽しんでいる」と、実際に使っている方からうかがいました!

 

Ⅱ)調理場の名アシスタント
お母さんにとってはストーブの上で料理できるのも魅力だそうで、おもてなしにも華がありそうですね!飛騨のソウルフードでもある団子焼いたり、ピザを焼いたり…薪ストーブクッキングで食べると一際美味しいんです!

 

Ⅲ)やっぱり暖かさ!
ボタンひとつのストーブももちろん良いですが、手間はかかるものの薪ストーブは暖かさが断然違います!

 

 

 

8.余談

暖から少し離れて「」のご紹介を少し…

昔は都会でも見られたかもしれません。
道端や森の中の薬草。

実は、私の母もこんな野草を天ぷらにして料理してくれるんです。

ふきのとう、クレソン、種漬花(たねつけばな)、山葵(わさび)、はこべ、春紫菀(はるじおん)…などなど。食べられるものは、森にもいっぱい!

「医食同源」とはよく言ったもので、
「食」は大切ですね。

旬のものや、森からのエネルギーに満ち溢れた食材をできるだけ使った食事を家庭で振る舞えることもココでの暮らしの魅力です。

家族の健康を考えるお母さんの愛情を感じます^^

 

 

 

9.終わりに

飛騨に暮らしが、夏は暑いし、冬は寒いしと、ご苦労なさることまちがいありません!
でもそんな暮らしも生活の一部として楽しむことができる方には、毎日が充実した暮らしになるだろうと思います。地元の人も、見守ってくれる地域です。まずは、一度飛騨に遊びに来てください^^

ともこ
ともこ

下呂市で生まれ、進学を機に一度飛騨を出て4年。高山市に支店のある企業を選択し、就職。異動で地元へ!もちろん一度は憧れる都会暮らし…。だけどやっぱりずっと暮らすには自然の豊かな地元だと思い、帰郷。

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