こんにちは。ライターのユータローです。(デビュー投稿!)
佐賀県出身で飛騨高山には縁もゆかりもありませんでしたが、山が好きで、山の近くの生活に憧れて2021年4月に高山市に移住してきました。
火〜木は名古屋に出社し、金は高山でリモートワーク、土日は山に登り、月曜またリモートワークのような生活を送っています。今回は、そんな私が楽しんでいる飛騨高山の山ライフをご紹介します。
私が住む高山市は北アルプスへのアクセスにおいてめちゃくちゃ良い位置にあります。北アルプスといえば、日本屈指の山々が揃うエリアであり、登山好きにはたまりません。勤務先の名古屋からは距離があるので、北アルプスに行くとなると、行き帰りの移動なども含めると非常に大変です。高山に住んでいると、気軽にふらっと「今日天気良いから、北アルプス行こうかな」で行けちゃうのは素晴らしいなと思います。
上高地(高山市中心部から車とバスで75分)
北アルプスといえばここ。穂高連峰や槍ヶ岳などの玄関口。登山しなくても上高地を散策するだけでも最高に気持ち良い。
新穂高ロープウェイ(高山市中心部から車で70分)
ロープウェイで一気に2,000m超までいけて、西穂高岳やジャンダルムへのアクセスが可能。独標までなら北アルプス入門編としてもおすすめ。またロープウェイには乗らずに、双六岳や笠ヶ岳などへの登山も可能。
畳平(高山市中心部から車とバスで90分)
ほうのき平に車を駐めて、バスで乗鞍スカイラインを通って一気に2,702mの標高の畳平までいくことができる。そこから標高3,026mの乗鞍岳山頂まで90分ということで、3,000m級登山の入門編としてもおすすめ。
この記事を読んでくださっている方で、山には興味あるけど、まずどこから登ったらいいかわからないという方のために、オススメの山を3つセレクトしました。
標高2,700mの畳平までバスで上がることができ、3,000m超の山頂までも片道90分と、初心者でも登りやすい山。3,000mの高さからの景色は本当に素晴らしい。また、お店や山小屋、各種設備も充実しているので初心者にも安心。
平湯から安房トンネルを抜けて、安房峠を登っていくと中の湯温泉の少し上のほうに登山口がある。新中の湯登山口まで車で約60分、新中の湯登山口から焼岳山頂への往復は5時間程度、登山道も整っており安心。山頂からは穂高連峰を間近に眺めることが可能。
奥飛騨の温泉地の一つ福地温泉エリアにある山。高山市街から登山口まで車で50分。登山道は往復4時間と手軽に登れて、山頂からの北アルプスの展望が素晴らしいのが魅力。
登山道具を買うなら、高山市馬場町にあるコングさんがおすすめです。登山に必要な登山靴やリュック、ウェアなど、初心者にとっても安心なちゃんとした道具が一通り揃っており、必要な物は全てここで揃えることができます。初心者の方でもお店の方に相談しながら購入することができますよ。
ということで先日、福地温泉にある福地山(標高1,672m)に登って来ました!
福地温泉の温泉街のすぐ近くに登山口があります。街の雰囲気もとても良いです。次回は福地温泉での宿泊もセットで来てみたいところ。登山道もきちんと整備されているので初心者にとっても歩きやすいです。
往復4時間ということで気軽なトレッキング気分で行けますね!
見上げると木!木!木!癒やされます。
ガサガサっと音がして見てみると猿がっ!
山頂から北アルプスがバッチリ。たまりません。
スペースも結構広く、のんびりと時間が過ごせます。
山ご飯も登山の楽しみの一つ。本日は、メスティンで白ごはんを炊き、
レトルトのバターチキンカレー、ソーセージトッピングです!
下山後の温泉はかかせません。
福地温泉にある日帰り温泉、石動の湯は源泉かけ流しのお風呂に300円で入れます。
石動の湯の帰りにある、奥飛騨ガーデンホテル焼岳。ここも日帰り入浴ができます。お風呂の種類がたくさんあり、サウナ、水風呂も完備。サウナーの私にとってもなかなか良い場所でした。
泉質の良い温泉が多数あることも飛騨高山の魅力の一つです。今回紹介したところ以外にも平湯温泉は北アルプスから高山への帰り道に通るルートなのでよく利用しています。
日帰りでのおすすめは「ひらゆの森」です。
高山市街に戻ってきて、飛騨高山の居酒屋へ。登山後のビールはたまりません。飛騨高山に来てから、こちらのご当地グルメの「漬物ステーキ」にハマりました。
登山においては、山に登る→山頂景色→山ご飯→温泉→ビールはワンセットになっています。どれ一つも欠かすことができないのです。
呑んでほろ酔いになったところでフラフラと家まで歩いて帰り、そのまま爆睡。明日は高山市内からリモートワークします。山と家が近いと本当に楽です。
飛騨高山は自然好き、山好きにとってたまらない最高の環境です。
コロナ禍になって、家の中に籠もりきりになっている人も多いのではないのでしょうか。飛騨高山の大自然は、そんな皆様の五感をビンビンに刺激してくれます。世の中の働き方全体においても、良い意味で大きく変化してきており、場所にとらわれない柔軟な働き方が選択できるようになった今、こうした自然の近くで生活するのも一つの手だと改めて感じました。
これから迎える飛騨高山の冬は寒そうで怖いですが、雪山も楽しんでいきたいと思います。