高山市役所

植杉 祐貴さん

北海道出身の植杉さん。飛騨高山へIターン就職をして4か月。高山市役所の海外戦略課に勤務する植杉さんの移住のきっかけは、アニメ「氷菓」。飛騨高山出身のミステリー作家による、飛騨高山を舞台にしたアニメに出会い、夢中になったとのこと。飛騨高山に‘聖地巡礼’したことが移住につながるというストーリーについてインタビューしてみました。

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―アニメ「氷菓」が好きすぎて飛騨高山に移住してきたのがきっかけ、というのは本当ですか?

植杉

はい、本当です。学生時代に好きだったアニメ「氷菓」の舞台が飛騨高山と知って、とても気になりました。あまりにも気になりすぎて‘聖地巡礼’をしたことがきっかけです。劇中の描写と何一つ変わらない町並みにすごく感動しました。人生一度きりなんで、自分の好きな町で住みたいと思いました。

―北海道の家族の反応はどうでしたか?

植杉

最初は故郷の北海道から遠く離れた場所ということで反対されましたが、飛騨高山は全国的にも素晴らしい町であることは家族もよく知っており、高山に就職が決まった今は、家族も応援してくれています。

―ご家族も飛騨高山を気に入ってくれているのですね。移住してきて、飛騨の印象はいかがですか?

植杉

「氷菓」のイメージ通りの美しい町並みで、氷菓ファンとして超very happyです。また、高山の人々は相手を思いやり、さり気ない気遣いや心配りをする「奥ゆかしさ」や、素朴な暮らしの中にもささやかな楽しみや喜びを見出し、それを惜しげもなく移住してきた私にも分け合っていただき、これが飛騨高山の「人情」なんだと実感しました。

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―聖地に住む、ということは「氷菓」ファンにはたまらないんですね。では、飛騨に移住してよかったですか?

植杉

はい当然、自分の好きな世界観を求めてきたのだから何の後悔もありません。高山に移住してくる前は東京に住んでいたので、少し生活が不便になるかなと思っていたんですけど、意外と高山は何でもあります。「昔は本当に何もなかった」と地元の人に聞いたんですけど、今は都会にもあるお店もできてきて、生活に不便を感じる場面はないです。

―東京での暮らしに比べて、それほど不便は感じていないのですね。それ以外で何かライフスタイルで変化はありましたか?

植杉

今までは家でゴロゴロして休日を過ごしていたのですが、さすが大自然に囲まれた高山、私もすっかりアウトドア派になってしまいました(笑)。今は職場の山岳部に所属していますし、この前川辺で食べた流しそうめん、あれは最高でした!!

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―積極的に地域での生活を楽しんでいますね。飛騨に暮らしてのエピソードやびっくりしたことはありますか?

植杉

近所のコンビニに私の好きな飲み物が売ってなかったのに、店長さんに頼んでみたら置いてくれるようになりました。本当にありがとうございます。都会ではここまでしてくれないのではないでしょうか。飛騨の人は本当にやさしいと思います。

戸惑ったのは、「氷菓」の登場人物は標準語だったのに、実際の高山では方言が多く飛び交っていること。飛騨弁は関西+名古屋+北陸?が混じった感じに聞こえますね。

―飛騨弁は、やはり最初は聞き取りにくいと思いますが、飛騨に来た!という愛着も感じてきますよね。植杉さんは海外戦略課でお仕事をされていますが、移住してからは飛騨の方とのかかわりだけでなく、外国人との関わりもあるんですよね。

植杉

はい、今、国際交流の仕事をしているのですが、高山に来られた外国人の方が地元の方と笑顔で話しているのを見かけると、とてもグッ!ときますね!飛騨の方々は、訪れる人にも親切でやさしい。私も同じ職場に中国人とペルー人がおり、一緒に交流しながら飛騨に馴染んでいっています。また、飛騨高山にいながら国際交流ができるという、貴重な体験もできているのがうれしいですね。

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―まだ飛騨高山に移住してきて短いのに、濃密な日々を過ごされているんですね。今後、植杉さんの目標はありますか?

植杉

将来的には、千反田えるさん(アニメ「氷菓」のヒロイン)のようにおにぎりを作るのが上手な人と結婚したいですね(米はもちろん高山産!)

―今後、高山へ移住する人へのメッセージがあればお願いします。

植杉

高山は日本で一番広い市です。高山と一言で言っても、どこに住むかによっては皆さんが目にする‘高山’は違うかと思います。移住は人生の中で住み慣れた場所を離れる大きな決断になるかと思いますが、ぜひあなたが好きになれる‘高山’に出会ってほしいと思います。私は出会えました!

アニメの聖地に移住する、という興味深いケースで移住された植杉さん。飛騨高山は植杉さんが思い描いていたイメージ通りの町で、職場や地域の方々との関わりを深めながら、移住後も充実した毎日を送っているようです。グッとくるポイントや移住の理由は人それぞれ。国際観光都市としての飛騨高山に移住する、という所にも注目です。

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